高野山真言宗は和歌山県伊都郡にある高野山金剛峰寺を総本山とし、弘法大師空海が平安時代初期に大成した真言密教の教えを教義とする教団です。

高野山真言宗郷芳寺は、大正10年に大師教会滝川支部として北海道滝川の地に開創されてからというもの、衆生のため御大師様ご自身が造られたとされる「厄除け弘法大師」を本尊とし、高野山真言宗の末寺として地域に根差し、その時代に則した寺院のあり方を考えながら、これまで弘法大師のみ教えを伝えて参りました。

平成18年には北海道八十八ヶ所霊場第十二番札所として霊場会に名を連ね、第十二番札所本尊虚空蔵菩薩様をお祀りしております。

平成27年に高野山は開創1200年を迎え、令和3年で開創100周年をお迎えいたしました。現代社会を取り巻く不安要素が不協和音として「こころ」脅かす中、「幸せになるための教え=仏教」をわかりやすくお伝えできますよう精進して参ります。